4. 形容詞の変化
イタリア語には、男性名詞・女性名詞があって、それぞれ単数・複数で語尾が変わるけど、その名詞を修飾する(説明する)形容詞も、韻を踏むように名詞に合わせて語尾が変わります。
これは、語尾の変化に例外がなく、"-o" で終わる形容詞は、男性名詞は単数 "-o" 複数 "-i"、女性名詞は単数 "-a" 複数 "-e" になるだけ。"-e" で終わる形容詞は、男性名詞・女性名詞にかかわらず、複数形の時に "-i" に変わるだけ。
例えば、「高いホテル」。高いは caro(カーロ)で、ホテルが albergo(アルベルゴ)。単数なら "l'albergo caro" 複数なら "gli alberghi cari"
同じ高いでも、車 macchina(マッキナ)になると、単数は "la macchina cara" 複数なら "le macchine care"。
この高いを「大きい grande(グランデ)」に変えると、大きなホテルは、単数なら "l'albergo grande" 複数なら "gli alberghi grandi"。大きな車は、単数なら "la macchina grande" 複数なら "le macchine grandi"。
もう一つのポイントは、形容詞が後ろからつくってところ。英語だと前に来るけど、イタリア語は後ろから。