12. 直説法 過去形 (passato prossimo)
直説法の過去形は、"avere" か "essere" と過去分詞を一緒に使うけれど、どういう時に "avere" で、どういう時に "essere" か使い分けにもルールがあります。
他動詞(目的語が必要なもの)の時は、"avere" とセット。自動詞(目的語がないもの)の時は、"essere" とセット。
例えば、Ho studiato italiano tutto il giorno. (私は一日中、イタリア語を勉強しました)
この場合の "studiare" (勉強する)は、何を?という目的語が必要なので、"avere" を使います。
でも、Siamo andati al mare.(私たちは海に行きました)
この場合の "andare" は目的語が入りません。目的語は「〜を」という形を取るもので、動詞の直後に名詞が続きます。目的語がないものは、自動詞なので、"essere" を使うということ。
【では、問題!】次の文を正しい過去形にしましょう。
ポイントは、動詞の直後が名詞(または、冠詞+名詞)かどうか。