11. 再帰動詞の非人称
「再帰動詞」も「非人称」も日本語の感覚にないもので、ちょっと難しく感じるかもしれないけど、ルールは簡単。
In Italia ci si sposa sempre più tardi. (イタリアではどんどん晩婚化が進んでます)
このように、誰が〇〇したじゃなくて、一般的に〇〇だよって言いたい時に使うのが、非人称。
そして、この文章のように、sposare(結婚する)という動詞は、誰がすることなのかというと、自分たちなので再帰動詞になります。
この場合は、いつでも "ci si" を使うと思ってOKなので、その後に、動詞の3人称単数の活用を持ってきたらOK!
日本語にない概念のものを、理屈を考えると分からなくなるので、とにかく使ってみるのみ。
【では、練習!】次の文章を音読しましょう。
- Se si ha mal di denti, ci si lamenta.(もし歯が痛かったら、文句を言います)
- Se si guarda un film comico, ci si diverte.(もしコメディ映画を見たら、楽しめます)
- Se si beve troppo, ci si sente male.(もし飲みすぎたら、気分が悪くなります)
- Se si è invitato a una festa formale, ci si veste eleganti.(もしフォーマルなパーティに招待されたら、エレガントな洋服を着ます)
- Se si vuole vincere in un sport, ci si allena molto.(もしスポーツで勝ちたかったら、たくさん練習します)
- Se si è sporco, co si lava.(もし汚れたら、洗います)